フリーランスモデル・俳優の為のサバイバル術!

モデル・俳優・お金・経営・経済

テレビと映画のオーディション

テレビドラマに出るには、オーディションはほとんどありません。

オーディションがあるのは、いわゆる貼り出される「レギュラーエキストラ」のみが多いです。

ほとんどの作品は、事務所のマネージャー等に連絡がいくダイレクトブッキングで

「キャスティング」されて選ばれています。

それは、作り手も全くの素人を使う程、リスクを負えないという事情があるからだと思います。

映画は配役のオーディションが多いです。

ただ、そのオーディションに集まる資料の数は、、何千という数になります。

それでも、限られたオーディション情報です。(事務所所属者のみ等)

オーディション情報をオープンにした場合、審査する側も大変です。

何百、何千との資料を審査するのは、気が狂います。

場所の確保から、審査結果の伝達、スケジュールの調整、、、、。

書類選考は、写真が全てです。

字面を一つ一つ見る時間は無いと思って下さい。

演技を通じて個性を見てもらいないなら、まずは入り口で会いたいと思える人に。

写真は大切です。

個人事業主とマネジメント契約

俳優・モデルは、基本個人事業主です。

その場合は、 自分で収入等の管理をしないといけません。 経費もレシート管理や個人事業主としての口座開設等。

でも、これはある程度収入源がある人達。

基本は皆確定申告も、年末調整なども、あまり認識は無いと思いますし、 このような事はやらないと思います。

またマネジメント契約で、固定給をもらっている俳優・モデルは従業員と同じです。

社会保険等の保証等もやってくれると思います。

それは、以前書いた通りマネジメント契約での固定給は、毎月の経費として会社の負担は大きく、

基本はエージェンシー契約が大多数を占めています。

つまりは、バイトや他に収入を得ながら、本業のチャンスをもらうという、下積みと言われる期間です。

空いてる時間に、日舞や、演技トレーニング、殺陣の稽古、ボイストレーニング、スポーツジム、、、、

列挙をすると枚挙に富みます。

モデルの海外挑戦と同じく、、お金が掛かって仕方がないです。

モデル事務所と俳優事務所

よく聞く俳優・モデルあるある話。

海外でやりたい!!

モデルになりたい!!

俳優になりたい!!

モデルで売れてから、俳優になる!!!

舞台の良さはわかるけど、舞台より映像をやりたい!!

2,5次元はちょっとできれば、ストレートプレイを!!

色んな話を聞きますが、、、、まずは日本の芸能界やモデル業界で活動するには、事務所に所属しないと始まりません。

テレビドラマ出たいなら、テレビを見ましょう!!

映画出たいなら、映画を見ましょう!!

舞台出たいなら、舞台を見ましょう!!

事務所に入らないと、仕事はもらえません。

事務所に入った後に、もし辞めてあなたに、「信用」があれば、フリーランスでの活動の道が

開けてきます。

エージェンシー制度は難しい

日本でエージェンシー制度が公共放送でニュースで流れてました。

結論を言うと、日本の芸能界では、エージェンシー制度は上手くいかないと思います。

モデル事務所は、その点エージェンシー制度に近いとは思います。 オーディションの情報を提供する点です。

芸能・俳優事務所が上手くいくには、時間が掛かります。 現在の会社方針やマネージャーの営業方針を変えないと難しいです。

もちろん会社はマネジメント契約しているタレント・俳優を優先して仕事を入れていきます。 彼らに固定給を会社が払っている場合、それは会社としては経費が発生してますので、売り上げを立てないといけません。

一方エージェンシー契約をしているタレント・俳優は、固定給が無い場合毎月経費は出てきません。 毎月の売り上げ目標はあると思いますが、エージェンシー契約の俳優・タレントは優先順位は後になります。

日本の芸能事務所は、「マネージャー」と「制作側(キャスティングやプロデューサー)が顔を知っている場合、 指名て仕事を得られる事が多いです。これは日本の営業の現場は、商品よりも営業の「顔」を思い浮かべる事が多いです。

つまりは、芸能・俳優事務所のマネージャーの仕事とのやり方は、キャスティング権があるプロデューサーやキャスティングデイレクターへの「貸し借り」や「恩を売る」や「恩を買う」など、「感情の営業」が仕事のやり方です。

ですので、オーディションは、当たれば俳優の力もあり幸運。 バーターやなんでも売り上げを会社に入れば良いとの考えは、経営理念からはすごく真っ当です。

オーディションに通る「俳優」や「タレント」を育てる「明確な方法と答え」が無いのも一理あります。

そうすると自分で目を通して仕事を選びながら、育てていく「マネジメント契約」が「お互いに気分が良い」のです。

エージェンシー制度は、自由に仕事の幅が選べますが、封建的な日本の芸能の世界だと、「調子が良い人だな〜」や「八方美人」と誤解されると思います。

これは制度が浸透にするには、まだまだ時間が掛かります。

海外でのモデル・俳優活動

言うまでもなく、、労働VISAが必要です。

モデルもアメリカは労働ビザ必須です。

違法労働が見つかると10年ぐらい本土も、ハワイもグアムも入国ができません。

欧米のファッションショーに出てるモデルさんのワーキングビザに関しては、アジア系のモデルには出てないのでは?と思うケースが多いです。

ただし、ギャラの支払いに関しては、日本での納税証明書を提出すると、所得税を日本以外で納める必要はありません。 しっかりしてる事務所ですと、そのような手続きを会計士が説明してくれますが、やっぱりその場で取っ払いの場合もあります。

日本のエンタメ

モデルの話が多かったので俳優の話をします。

日本のテレビと映画などのエンタメは、今転換期です。

日本のエンタメで特にテレビで一番、、、重要なのは、、、、 マネージャーです。

テレビ出てる俳優さんの裏には、仕事ができるマネージャーが必ずいます。 売れてる俳優さんの数だけ、仕事ができるマネージャーが必ずいます。

マネージャーは何をやるのか?? 一番大切なのは売り込みです。 商品売らなきゃ、会社ですから事務所が潰れます。 固定給もらってるのなら、会社からすると人件費は経費です。 だから、どんな仕事も俳優には持ってきます。

??オーディションは?? 受からないと、次の展開はありません。 ただ、人数が半端ありません。

それぐらい今俳優とモデルの需要と供給のバランスが、かなり悪いです。

海外での活動モデルの場合

アメリカは、モデルも俳優も 労働VISA必須です。

これを取得するのは、まずお金がかなり掛かります。

労働ビザ専門の弁護士を雇わないといけない。

これが大体弁護士の言い値で60万〜100万ぐらい掛かる。

申請してからの期間も、弁護士さんに依りますが時間が掛かります。

モデルの場合は、それができればあとは事務所に所属して活動すれば良い。

基本アメリカのモデル事務所は、もちろん弁護士の費用等は出費しません。 通常は自分でお金の準備をして、弁護士も探して、申請をしなければいけません。

でも、もし日本のモデル事務所でインターナショナルモデル事務所なら、一度日本の事務所に相談するのもベターです。

有能な弁護士を紹介してくれるかもしれません。

どちらにしろ、、、海外で活動するのはお金が掛かります涙

次は、俳優の場合です〜〜。