フリーランスモデル・俳優の為のサバイバル術!

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海外モデル事務所選び4

前回の続き。 日本のモデル事務所は、基本海外との接点が少ない。 だから、日本のモデルは、個人で海外へと挑戦する物が多い。

要は、海外に所属の日本人モデルが、海外で活躍しても、日本の事務所からすると 売り上げが下がるだけである。 母国でないモデル事務所に所属した場合は、そこで仕事した場合は基本10%は収入が入ってくるケースが一般的だ。 そこから、現地のモデル事務所と、モデルが契約書を交わした割合で、収入を折半するのである。 日本のモデル事務所は、売れてる子程日本を離れると困るのである。

海外のモデル事務所は、海外からのモデルを受け入れながら、母国のモデルもマネジメントするケースが多い。 欧米のモデルの若い子は、夏休みにアジアで学費を稼ぎにきたりしてるモデルも多い。

いわゆるトップモデル達は、モデル事務所とモデル事務所・・・・会社と会社の取引きで決定することが一般的である。 いつどこに滞在して、どこに行くなど、B to Bで取引きとしてるのである。

そこには、平等でありながらも、長年培った会社同士の信頼関係があるのである。

個人で挑戦するのは、全然ありだが日本のモデル事務所に現在所属している場合、 協力的に応援してくれるか否かは、大切である。 今後の活動する場が、日本も考えてるのならば、個人事業主とはいえ、丁寧に行動をするべきである。

海外モデル事務所選び3

では、「海外のモデル事務所」に入ろうとした場合、「日本のモデル事務所」に所属してる場合は、何が起きるのか?どうなるのか??

基本は「モデル自身で」、「海外のモデル事務所」に売り込みを掛けて、所属交渉をするのである。 決まった場合、いつから、いつまで滞在するのか?など自分で行うのがほとんどである。

「日本のモデル事務所」が、窓口を行って、「海外のモデル事務所」とやり取りをするのは、稀である。

モデルの為に「海外のモデル事務所」を探すの「日本のモデル事務所」は、ほとんどない。(インターナショナルのモデル事務所は別である)

それは、「日本のモデル事務所」にとって、日本で仕事しているモデルが海外に行ってもらう必要は無いのである。

海外に行ってる間に「日本のモデル事務所」の売り上げが下がるのである。 また居ない間レギュラーの仕事が無くなったりするのである。

そこで、日本で仕事をしてないから「海外のモデル事務所」所属するという流れが、生まれてきているのである。

しかし、フリーランスのモデルは、「海外のモデル事務所」に所属するのは厳しい場合もある。 「海外のモデル事務所」も、年齢やキャリア等で判断するのである。(キャリアを測るブックは一番大事) それ以上に、母国で何をしているのかを判断する。 もしくは、その紹介元が、日本のインターナショナル事務所なのか、海外モデルブローカーなのか等の 「信用元」によるのである。

ちなみに若いモデル(new model)は、世界中の事務所が常に探している。

現状、自社のモデルで「海外で所属したモデル」が活躍しても利益にはならない「日本のモデル事務所」(インターナショナル事務所は例外) 「海外のモデル事務所」に所属したい、「日本で稼いでいるモデル」と、「稼ぎの場が少ない日本のモデル」。

この流れに、「日本で活動したい海外モデル」が増えて来ているのである。

需要と供給のアンバランスだが、このアンバランスさは、日本独特である。

他国との違いについて次回説明する。

海外モデル事務所選び2

海外モデルに必要なのは「お金」です。 (モデル経験者の場合で最低発生するもの)

渡航費 ・滞在費(宿泊費)*最低2〜3ヵ月は滞在。*fashion weekは約3週間滞在。 ・ブック ・写真 ・VISA(国によるが、見つかると違法労働になる場合もある) *パリやイギリスなどワーキングホリデーの制度があるならば、利用した方が良い。

上記掛かる費用のほとんどは自腹である。 渡航費など前借りして、帰国の際に清算してくれる良心的な「海外のモデル事務所」もある。(一度日本のモデル事務所が滞在費と渡航費を建て替えていると聞いた。恐らく日本に帰国した際に仕事をした際に、清算するのか、現地での仕事した分で清算するのか、どこかで日本か海外の事務所が清算をしているのである。)

が、ほとんど例外である。 一度所属した海外のモデル事務所にお世話になる場合は、前回滞在の実績があれば、前借りして清算などの可能性はある。

最初は、ほとんど自腹である。

「海外の家賃」と「日本の家賃」とダブルで家賃を払う状態のモデルも出現するのである。

これに海外事務所に所属する為に、ブローカーに支払うモデルも現れている。

モデルはお金と中々縁遠いです。(日本で活躍しているタレントモデルではありません。)

日本のモデル事務所と海外のモデル事務所との関係を次回。

日本のモデル or 俳優 or 芸能事務所選び①

俳優事務所?芸能事務所?モデル事務所?

日本でモデルや俳優を志した際に、まず考えるのは事務所選びである。

まず、モデル事務所と俳優or芸能事務所、これは明確に違います。

モデル事務所で俳優の活動をしている人は、「モデルなのに俳優の仕事をしている人」と言う認識を クライアントからされます。

クライアントは、俳優or芸能事務所とモデル事務所に流す仕事の情報は、分けています。 もっと言うなら事務所の特徴(年齢、国籍等、性別やその事務所の強み等特徴)で流す仕事の情報を分別しています。

ですので、まずは自分が何をやりたいのかを考えなければなりません。

モデル事務所も、年齢、性別、CMや広告が強い、海外に強い、外国人案件に強い、ファッションに強い、それぞれ特徴があります。 その特徴は、社長やマネージャーの方向性や好みが反映されます。 ですので、マネージャーが独立した場合、その傾向を引き継ぐ傾向が強いです。

では、俳優 or 芸能事務所の場合もその傾向があります。 TV、舞台、映画、映像などに強いなど色があります。

共通して言える事は、その所属している人の傾向で、その事務所の傾向があると言う事です。 すなわち、、マネージャー次第です。

日本のモデル or 俳優 or 芸能は、まずはマネージャーが大部分を作り上げてると思って良いと思います。

マネージャーの行動範囲(特に俳優 or 芸能)が日本はアメリカと違って広いのです。

また次回に。

海外モデル事務所選び①

海外の事務所に所属したいだけなのか?? (プロフィールが載ると気持ちが良いです。自己承認されます。) 仕事をして稼ぐモデルになるのか? (これはモデル事務所のスタッフが一番望んでいます。) それが重要です。

所属したいだけなら、ブローカー?(海外のモデル事務所を高額で仲介する会社)にお願いすれば良いです。 ちなみに、、、シンガポールでモデル事務所に入ってもなかなかお金は稼ぐのは至難です。 また海外の事務所に入っても、あの事務所に入ったところで稼げるのか?、、、、と言う事務所もあります。

モデル事務所のモデルのプロフィールを見ても内情は、わかりません。 日本の俳優事務所やモデル事務所もそうです。 だから、事務所探しは難しいです。

でも上記含む「コレクション」を歩くだけの思い出作りなら、高額なブローカーにお願いするのはありだと思います。

なぜ海外のモデル事務所を仲介できるブローカーが活躍できるのかは、日本のほとんどのモデル事務所が海外とのネットワークに弱いからと、コレクションを歩く事に価値を置いていないからです。 これは、エンタメの世界にも言えますが、日本独特のシステムです。

いずれそのシステムについて話します。

海外でモデル事務所は以下のサイトに載ってます。

modelba

www.modelba.com

models.com

https://models.com/agencies/Modeling

フリーランスと俳優・モデル

フリーランスの俳優・モデルさんと 事務所所属の俳優・モデルさんと

どちらが良いのかは、それぞれの利点が違います。

言えるのは、フリーランスの方が、事務所からの取り分がない分収入は多く頂けます。 事務所に入ってると事務所の取り分が当然引かれます。

事務所所属の俳優・モデルさんの方が仕事としては円滑には行きやすい傾向です。

フリーランスの方は、お互いフリーランスですと理解しやすいですが、 時折円滑に仕事が進みにくい場合もあります。

事務所に入ってる事で事務所という看板があるので、仕事を安心してお願いできる点もあります。 報酬の支払いに関しても、円滑に進みやすいです。